大判写真撮影 松平郷/large format camera at MatsudairaGo

柿の写真を撮りにでかけるときいつも立ち寄る松平郷高月院の写真です。最初の2枚は10日ほど前。残りは最近の撮影です。山門の背景の木々も10日ですっかり様変わりしました。

例年ですと、このあたりの紅葉はすでに終わっているのですが結構楽しめます。最近は、評判になってきたのか平日でもカメラを持って天下茶屋あたりを散策されている方をよく見かけます。困るのは大判で撮影しているとき話掛けられることです。フレーミングしてピント合わせをしている時が一番困ります。シャッターをきるまでの1時間ほど背後に視線を感じたこともありました。またピントグラスを覗かせてくれといわれることもあります。そういう場合は丁重にお断りするか、心に余裕があればお見せするようにしています。まあこれも大判撮影の悩みの一つかも知れません。

秋の風景/Landscape in autumn

今年の紅葉は少し遅めのような気がします。そして気になるのが「柿」です。柿は話によると、よく実がつく年とつかない年があるとか。毎年の撮影ポイント、今年はどうでしょうか? 掲載の柿のある風景は一昨年の写真です。順番ですと今年はこのような風景が撮れるかも。最近は今まで出会った風景を再度大判で撮りなおしています。大判での撮影はハンディがあります。セットに時間がかかること、フィルム・現像など中判・デジカメに比べてコストがかかること、それゆえ枚数は撮れません。一枚一枚を大切にします。デジカメ時代に背を向けて逆走していますが、出来上がったポジは感激そのものです。限りある時間を大切にして、もう少しの時間を大判についやしたいと思っています。

最後の写真は、大判カメラでの撮影風景です。

開田高原の秋/Kaida Highland Hill in autumn

 上高地へ撮影旅行に同行したNさん。彼の会社生活の節目を迎えるにあたり記念撮影会を行いました。行先は、何度となく撮影に出かけている開田高原。ちょうど、カラマツの紅葉も進み盛りを少し過ぎたところです。残念なことに天気は小雨。でも最近写真に目覚めたのか少しばかり構図にこだわりを持ち始めています。私は今回は6×17サイズで撮影をしました。このフォーマットは好きなサイズです。小雨のため傘をさしながら写真の構図について彼がデジカメで撮影した写真を確認しながらの撮影です。ついでに被写界深度の解説も。少し頭が混乱したかもしれません。画像を確認しながらですので理解は早いかと思います。さすがデジカメ、便利です。時代の流れをつくづく感じました。

雨が激しくなったので行きつけの店「開田のポッポ屋」でランチです。マスターがいつもの通り出迎えてくれました。今日は生憎ママさんはおでかけでした。この店は、マスターの鉄道趣味をいかした大変ユニークなお店です。

カラマツの紅葉は雨が激しかったので撮影を断念しました。

写真は左から1.2が途中で出会った風景、次がお店から撮影、最後がお店の看板ともいえる鉄道模型です。

 

上高地後日談/return from Kamikouchi

カラマツの撮影後日談です。このときの撮影は同行者が一人いました。Nさんです。最近デジカメで写真を撮り始めた彼は、前から撮影に同行したいと言っていました。「私の撮影はとても時間がかるので飽きてしまう。」と念押しをして一緒に出かけました。

途中、途中撮影ポイントを探しながらの山歩き(ハイキング)です。明神より奥へ入ったことがないNさんは徳澤へ近づくにつれ、「山の静けさ・光の具合」を自分で感じ撮影ポイントを自身で探し出しました。大いなる成果です。掲載の写真は撮影途中彼に撮ってもらった写真です。これをみて初めて気がつきました。やはり4年前の背骨の手術の後遺症でしょうか撮影スタイルに老いを感じました。頑張ろう!!

私の持論は、「写真はそれぞれ個性があっていい。デジカメであろうがフィルムであろうが構わない。自由に撮って構わない。」と思っています。一番難しいのは、自分が感じた感動を写真を見る人と共有すること。このことに長年悩んでいます。

 

秋の上高地/Kamikouchi in autumn

10月16日~17日にかけて上高地へ撮影にでかけました。撮影にでかける前は、いつも優先順位を付けてでかけています。今回は、「カラマツ」です。早朝に大正池に到着し目的地の田代池へ。カラマツに朝日が輝く前に到着。カメラをセットし待つこと20分。太陽が顔を出し風景が動き出します。いつものことながらハレ切りには苦労します。動きのあるものは大判撮影には不利です。何度もピングラを確認しながらの撮影です。ここで6枚もホルダーを使ってしまいました。持参したホルダーは10枚、残りわずか4枚。チェンジングテントを持ってこなかったのでフィルム交換ができません。配分を考えなければ・・・。

田代池の撮影は結局2時間ほどかかりました。梓川を横目でみながら今夜の宿泊地「徳澤園」へ向かいます。向かうといっても撮影しながらですので4時ころの到着予定。徳澤園へ着くころには、日が傾きかけていました。河原付近で自分の好きな風景に出合うことができこの場所で2枚使用。    結局徳澤園に着いたのは4時半頃。大正池を出発したのが8時前ですので、8時間以上もかかった次第です。

翌朝は、徳澤園で定番の風景を撮影。1枚使用。ここを出たのは10時過ぎ。昨日歩いた道を戻ります。     案の定、太陽の位置が違うので、風景も違って見えました。昨日マークしておいたポイントでカメラをセット。残されたホルダーは1枚のみ。安易にシャッターは切れません。

持参したホルダー10枚をすべて使い切り、バスターミナルへひたすら歩くのみ。

到着は3時半。まだまだ撮りたい場所を残しての大判撮影でした。

涸沢/Karasawa

今頃の時期になると涸沢の紅葉が気になります。小屋のブログをチェックしているのですが、いつもながらの混雑状況を考えると迷ってしまいます。以前、涸沢に大雨が降りテントの登山者が小屋に入って超満員。膝を抱えて一晩を過ごしたこともあります。最近でもやはり一畳に4人程度は当たり前。大変です。

昨日の涸沢は紅葉前線がヒュッテの下まで降りてきたそうです。これからは横尾から本谷橋が見頃でしょう。

今年の自分は、出遅れてしまいました。夏に体調を崩してしまったためか、弱気になっています。何とか自分を奮い立たせて、限られた時間を精一杯頑張ろう!!!( Never Give Up. Do your best in everything you do.  from FB)

掲載の写真は2010年の同じ時期の涸沢です。最後の写真は、涸沢が色づく頃に徳澤園でもこのように真っ赤に色づく樹があります。おそらく今年もこのような風景が目の前に広がったことでしょう。  

 

彼岸花/spider lily in Japan

毎年お彼岸の頃、律儀に咲きだす「彼岸花」。暑かった夏も終わったとしみじみ感じます。台風が来る前に様子をみがてら、毎年訪れている撮影場所にでかけました。いつものように川の畔に咲いていました。でも、今年はチョット花株が少ないようです。大判で2枚撮影。帰宅して、デジカメの撮影を見て猛省。毎年のことながらこの場所での撮影は上手くいきません。再度挑戦するために、台風が去った後にまたでかけました。案の定通行止め。仕方なく迂回してやっと到着したのですが再度ガッカリ。無残にも増水のためすべての彼岸花が駄目になっていました。最後の写真は、松平郷/高月院の今日の彼岸花です。

 

 

 

 

 

松平郷/高月院

 

 

 

 

北穂からの常念/LA MONTAGNE(JAPA)

懐かしい本「ら・もんたあにゆ」が出てきました。押し入れの中を整理してやっとみつけました。発刊年月日が記されていないので、記憶を探りながら懐かしく見入ってしまいました。これは本といってもページが綴られているのではなく一枚一枚バラバラとなっています。気に入ったページを額にいれて部屋に飾っていただくという趣旨で作成されました。企画編集は、「日本山岳写真協会(略称JAPA)」です。確か創立40周年を記念して作成されたはずです。「朝の常念岳」と題して私の作品も含まれていました。この写真は特に深い思い出があります。この「朝の常念岳」をみたある団体の方がポスターに使いたいと申し出されました。初めて山の写真で謝礼をいただいた作品です。日本山岳写真協会は、プロ・アマ分け隔てなく会員が活躍しています。その下の写真は、既に故人となられた、前田真三先生の作品「氷面の落葉」です。先生のコメントが次のように記されています。「自然の中には、造形の美しさと相まって、人の詩心に触れるものがたくさんある。案外身近にありながら、見落としてしまいがちなこうしたものを見つめる心を養いたいものである。」この頃既にこれからの風景写真の方向性を見出されていました。この本に名を連れている方々は、風見岳秀氏をはじめとして当時の山岳写真界のリーダーの方々ばかりです。このような方々と一緒に作品を掲載できたことは、後の創作活動の原点となっています。

 

 

下の作品が「前田真三」氏

 

 

前田真三先生作品「氷面の落葉」も掲載

 

下の写真は、創立70周年を記念して発行された「美山彩嶺」。「ら・もんたにゆあ」から30年後の発刊です。70周年は私とっても節目の年でしたので是非参加したかったのですが、困ったことに最近の作品がありません。この間の30年は写真を撮る者にとって、「私の失われた時代」といってもいいほどです。やはり「会社務め」と「作品作り」の両輪は無理でした。恥を忍んで、再度「朝の常念岳」を掲載した次第です。

 

 

奈良でみつけた風景/impressive scene while driving to Nara

この1カ月の間に奈良へ4回ほど通っています。目的は三重で行われた写真展を見がてら寄ってみたり、奈良市写真美術館へ行ったりしたときです。8月下旬車を走らせている途中の出来事です。カーブを曲がろうとしたとき、雄大な田園風景をみました。思わず車を止めて再度見つめました。そこには黄金色に輝く広い田園風景です。残念ながらその時はカメラを持っていなかったので、場所を記録しておきました。今日、奈良へ大判写真倶楽部の写真展を見に出かけました。帰路再度この前見つけた場所へ寄ったら、7割ほど稲刈りが終わっていました。その時撮った写真です。残念なことに最初に出会った風景をイメージしてのですが、こればかりはどうにもなりません。やはり最初の出会いを大切にしなければ・・・。

来年はこの地へ納得いくまで訪れようと思った次第です。

奈良で見つけた風景

シラタマホシクサ,白玉星草/Eriocaulon nudicuspe

昨日の大狭間湿地は来年の公開までお別れです。再度「白玉星草」を撮影するために、近くの公園にでかけました。畳2・3畳程度の広さに一面咲いています。毎年撮影しているのですが、やはりこの場所も知られてきたのか近年ロープが張られています。残念なことです。でも、大狭間湿地に比べると三脚がセットしやすいので今日は4×5での撮影でした。

写真を撮るとき一番念頭に置くこと、わたくしは「光の状態」です。被写体を表現するときは、「光と影」が一番大事と思っています。これを念頭におくとおのずと「撮影時間」「フレーミング」が決まってくるはずです。

掲載の写真はデジカメの写真です。意識的に1絞りアンダーにしました。露出計指示通りですと、暗部が写りすぎます。撮影意図は暗部をできるだけつぶすのが目的ですので、大判で撮る前にデジカメで撮ります。デジカメで撮れば画像が確認できますので大変便利です。私の撮影スタイルは、アナログカメラとデジカメカメラのセットです。

 

1絞りアンダー